狩アナ

アナタノ セナカ

狩天童子はむきだしの蔵人
(あら、こういうと、なんだかえろてぃっく?)

要は蔵人。(漢布装備ですし!)

どんなに乱暴だって、
戦闘中「うがぁ」とかしか言わなくっても
結局は蔵人。

でも蔵人自身は
狩天になったときにアニーにあんまり近づかないようにしていたらいい。

「怖がらせるのは嫌だし、
どんな自分であれ、彼女に嫌われるのは嫌だ」
とかって思っていればいい。


でも、自分に正直になった分、
アニーのピンチには迷いもなくなにより先にかけつけそうな。

ちょっと狩天を怖いと思っていても、
自分を守ってくれるその背中をみて
ふと蔵人の背中とだぶってみえるんじゃないかと。
(いつも見ている光景とだぶる)


「ああ、やっぱりあなた(狩天)は蔵人さまなんだわ」と気づくといい。

そして、その背中に触れようとアニーが手を伸ばすと
蔵人もどんな自分(狩天)であろうともアニーは受け入れてくれるんだ、という安堵とともに
蔵人に戻るんじゃないかと。
(蔵人が狩天の存在を真実に受け入れる瞬間、というか)


愛する者がなくなった悲しみは咲ママも知っています。
そして、可愛い甥っ子であるウルもその悲しみにとらわれています。
咲ママも一人の親として蔵人のことを心配したのではないでしょうか。

狩天に飲み込まれないように、あなたなら大丈夫と言いつつも
やっぱり心配。

もし、それで愛する人をなくしてしまったら。
息子も同じ悲しみを一生背負っていくのではないかと思うと
親としてはいてもたってもいられないような。


そんな時に咲ママの脳裏にアナスタシア。
蔵人もアナスタシアもお互いに少なからず好意を寄せている間柄。

狩天となった蔵人も受け入れて欲しい、
狩天となった蔵人を守ってほしい、激情に飲み込まれないように。

狩天の守るべき存在になって欲しい。
そうすれば、蔵人は蔵人のままで存在できる。
蔵人も狩天を受け入れることができる。


守りたいものがいる者は何者にも負けない意志の強さがある。

蔵人に「守るべき存在」を知らせるように、
蔵人の気持ちを後押しするように、
咲ママが「紅葉乃一重羽織」を用意していたのだとしたら。

そんな妄想。


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