コープルとリーン6のイラストを
セティバージョンにしたもの。

コープル版と違って、
現実世界をイメージしました。


立ち寄った先に
あなたがいる。

何気ない日常。



「マンスターの勇者」
それが彼の二つ名

彼がその名にふさわしいかはよくわからない。
でも、彼の奏でる音楽は好き。

彼の奏でる音楽は
とても優しい。

優しい音楽をつむぐ、彼の手が好き。

それ以上に
彼のしゃべる声が好き。

とても優しい子守唄。


サーガなどで吟遊詩人の話にはまわりには動物がいて、
かれの奏でるリュートや笛に合わせて動物が踊ったり、眠ったりしている場面があるけど、
きっと、今のわたし、
森の動物。

無意識に彼に近づき、
耳を傾ける。

彼はそれに気が付き、
優しい微笑みとともに笛を鳴らし始める。

あんまりにも心地よくて
わたしは意識を手放すの。








いつからだろうか。
君が私の音楽を気に入ったのは。

それまで全く私に関心を示してくれなかった君が、
よく姿を現すようになったね。

きっと君は迷い子の魂。
何かを探して、探し疲れて。
その疲れを癒すように僕の音を聴きにくる。


それでも君が僕を必要としてくれるから
僕はそのリクエストにお応えしよう。
君が満足するまで。
君の旅の目的を果たすまで。
君が僕を必要とする限り。


ほら、また君が眠ってしまった。
もう慣れっこになったよ。

眠り姫となった君を運ぶのも僕の役目になってしまったね。
これが僕らの日常。
きちんと送り届けるから安心して眠っておくれ。

一瞬だけでも君を守るナイトになれた気がして、
嬉しいんだ。

…不謹慎でもね。

願わくば、
君が旅の目的を果たしても、
僕を必要としてくれることを。






セティに担がれたリーンちゃんを見て
フィーとかが心配の種が増えたと溜息つくんですよ、きっと。

セティの一人称が統一されてないのは、その時のまめの気分です。
直せばいいんだろうけど、
どっちもセティのイメージなもんでなおせません((+_+))


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